読書
とある新本格作家の著作を読了。
獅子宮敏彦の単行本デビュー作。詳しいことは後で書きますが、第三話「大和幻争伝」は「木阿弥忍法帖」とでもいいたい内容。もっとうまいことを詳しい人ならいいかねないですね。
もうかれこれ一週間ぐらい鞄に入れているのですが、今日やっと第一話を読了。
驚愕。『砂漠の薔薇』と合わせて飛鳥部版『■■■■殺人事件』みたいじゃないですか。
桜庭一樹のEXノベルズシリーズ書き下ろし。感想は保留。ただ触れておきたいことに、主人公の少女、寿麻(じゅま)の絵が『職業・殺し屋。』に登場する小夜子にそっくりで読書中にいらぬ雑音妄想がしばしば僕を襲ったことは明記しておきたい。
驚愕。これは飛鳥部版『狂い壁 狂い窓』だ。
驚愕。本格推理ではないが、本格推理を語る小説ではある。
読了。
白黒学派に書評を載せました。ついつい「九月も半ばをすぎて」と書きたくなってしまいます。http://www.alles.or.jp/~tsuruba/temporaryseptember.htm
アニメ監督の富野由悠季、音楽プロデューサーの藤原ヒロシ、「PAPER SKY」編集長のルーカス・バデキ・バルコによる鼎談。編集から与えられた題目が「ボーダレス化する感覚と表現」となっているのですが、読み始めて、いきなり富野監督がお題目を完全否定して…
読了。
読書中。
新宿のとある出版社の編集者である稲毛のところに持ち込まれた「蛭女」という推理小説。それはひとりの女子高生の死を巡る復讐劇だった。女子校で密かに行われる陰湿ないじめがひきがねとなった誘拐監禁事件。しかし、事件は予期せぬ密室殺人事件によって混…
こっそり『女薫の旅』を集めているのは秘密だ。
白黒学派をしばらく書評倉庫として使います。とりいそぎ、埋もれていた廣真希『量子館殺人事件』と道尾秀介『背の眼』を公開しておりますので、興味のある方はご一読をば願います。白黒学派携帯日記でも書評を書いたり、もしくは転記しようかと思いはするの…
誰か『シメキリスギテル』読んでいないのでしょうか。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~wyvern/zare.htmlあと、とらのあなのPOPの「俺様ちゃん」は、もし玖渚の台詞からだとしたら「僕様ちゃん」が正しいです。まあ戯言ですけどね。 http://blog.livedoor.jp/ge…
読書経験として、僕がそもそも書評を書こうとしたきっかけは、確とした読書経験の差異をまざまざと認識されられることが多かったからでした。実際のところ、その差異は読書だけではなくアニメや映画、女性の好みから衣食住まで、大概のことはそういうくくり…
詳しくはhttp://www.libro-koseisha.co.jp/shifugo/leaf.htmlへ。
北山猛邦『「瑠璃城」殺人事件』読了。
第5回ホラー・サスペンス大賞特別賞。まだ前半ですが選評にあるほど悪い印象はありません。むしろ探偵役が語る認識形式の説明にとても好印象を抱きました。
北山猛邦はこのままいけば、ある種の新境地を開拓するかもしれない。個人的な感想をいえば『アリス・ミラー』よりもこちらの方が好きかな。
読了。
感想は後日。
日曜の小旅行中に読了。浦賀和宏の描く奇妙な小説としての衝撃度は少なく、松浦純菜というちょっと電波系な彼女に萌えられるかどうかが、面白さの分水嶺になるかしらん。僕は最後の場面はかなり萌えました。カバーイラストのふとももとふくらはぎには負けま…
えーと、『美奈の殺人』、『昨日の殺人』を読み終え、今は浦賀和宏『松浦純菜の静かな世界』を読んでいます。
この間に高田崇史『QED 鬼の城伝説』、太田忠司の『僕の殺人』を読了。今は『美奈の殺人』を読んでいます。
読了。石持浅海の第四作目となる本書は「全人類が女性として生まれ、成長の過程で一部の女性が男性へと性転換する世界」での連続殺人事件を描いています。それにしても、石持浅海は器用ですね。犯人を限定する論理的展開と、架空の世界を組み立てている構造…
上中下巻と予定されている内の上巻を読了。この巻は闇口崩子萌えの一言につきる。以上。以下余談。西尾維新の面白さは一見、個々の登場人物の破天荒な人格造形にあると思われがちで、実際そうであるものの、さらに分析してみれば、その人格を表現するために…
小林めぐみ『食卓にビールを』の評価が高いような気がするのは、僕がもう古い人間だからなのだろうかしらん……。あと、思い出したついでに書いておくのですが西尾維新『新本格魔法少女りすか』はその表紙づくりから反して「ショタ小説」として読まれるのが正…
読了。感想は後日必ず。