白黒学派

Monochrome School

読書

『象られた力』読書会。

参加してきました。非常に有意義な時間でした。やっぱり読書会は楽しい。詳しくは、また書きます。デリダ後期の作品は書き出す予定。

ネコソギラジカル(上)

今回も各章の始まりに箴言めいた一言が飾られており、これが西尾維新の魅力のひとつといえるわけですが、今回は全面的に僕の読み方が悪かった。どうしても、ヒロシがその台詞に声を当ててしまうんです。……困った。まあ、本編にのめり込んでしまえばすぐに忘…

L-NOVEL

日経キャラクターズの最新号にある見出し。さてこのL-NOVELとは何かといえば、ライトノベルの略称として使われている。しばらく、どうにも違和感を感じると思ったら、「L文学」の「L」があたまのどこかにあったからですね。

ほうかご探偵隊

読了。

あなたの人生の物語

読了。「顔の美醜について」の認知科学的未来予想の素晴らしいこと。

ゼロで割る

すごい話でした。いい意味ではったりが効いています。小説の構造が全てですね。これはいろんな人が読んでいるときに、読んで話すべきでした。それと帰宅して『内省と遡行』を読むと、さらなる相乗効果が脳内回路にもたらされます。人、それを「深読み」と云…

鬱々と

途中まで読んでほっておいた『内省と遡行』をまた読み始める。

人間動物園

読了。連城さんはやっぱりすごいですね。

緋色の研究

読了。

あなたの人生の物語、読み始める。

今日は「理解」まで。より哲学的な夢枕獏かと思いました。「ゼロで割る」は途中ですがすごいことになっていますね。

論理の蜘蛛の巣の中で

毎度楽しみにしている雑誌「メフィスト」連載中の巽さんの評論ですが、今回は『暗黒館の殺人』と『生首に聞いてみろ』を扱っています。読み手に「読み方の枠組み」があるかどうかで、本の読み方がこうも変わるものかと本当に思いました。

英字謎掛

e-NOVELSの週刊書評で『アルファベット・パズラーズ』について書きました。 http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/shukan-shohyo-under.htmlこんなことを書いてしまったおかげで、自分の中の宿題を増やしてしまいました。もう一度諸岡さんの「偽の手がか…

電波的な彼女

学園ミステリとしてはぎりぎり及第点といったところですが、やはり犯人当てをするほどの仕組みではなく、そこはもうひとひねりほしかったところですけれども、ラノベじゃこのぐらいでいいかもと思わなくもないですが、その判断がすでにラノベとラノベ以外の…

電波的な彼女、読み始める

読み始めています。主人公につきまとうこの電波娘のイラストは「わくわく7」ティセ=ロンブローゾみたいですね。メイドルックにならんもんかなぁ。

富豪刑事

読了。久しぶりに筒井康隆の文体を堪能しました。独特な場面展開や、意図的な言い回しのくり返しなど、気持ちいいこと。富豪の刑事が財力を持って事件を解決するという設定が、どうやって作品化されているか。それは書かないほうがいいでしょう。犯人が予測…

御手洗潔対シャーロック・ホームズ

最初の二篇は読み終えました。「シリウスの雫」のなかなか普通の人では思いつかないであろう幻想的情景には驚きました。詳しくは本篇をあたってほしいのですが、ああいう奇妙な情景を描けるだけでも島田荘司に一番近い位置にいる作家なのだと再認識します。

Dクラッカーズ

読了。

ネガティブハッピー時の娘

読了しました。時の娘って「真実」。題になっている理由があるのかなあと思いつつ読んでいたのですが、符合するところを見つけられませんでした。あとで検索しよう。

時の娘

自宅に帰るや世界史の資料をひっくり返し始める。薔薇戦争のころですから、「ピルグリム・イェーガー」の描かれる頃からは、だいたい半世紀ぐらい前か、などという変な計算もしたくなるというものです。

いまさら読書は続くよ。

『時の娘』と『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』読み始めました。

いまさらな読書。

石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』、上遠野浩平『紫骸城事件』、上遠野浩平『海賊島事件』読了。紫という意味を深読みしていましたね。

記憶の備忘録

たぶんこの日に『春期限定いちごタルト』『要塞学園(下)』を読み終えているはず。 前者は次の長篇を期待させるかたちになっていますが、それはない方がいい気もしますね。ものすごい悪女だったらいいなあ。後者は某所ですでに飽きられているという記述も見…

両極端な同時進行

『春期限定いちごタルト事件』と『要塞学園(下)』を同時進行で読んでいます。『ライトノベル☆めった斬り!』は昨日、読み終わりまして他の人の感想を読みながらなんか書いてみたいなあと思っています。週末かな。

新年一発目

『しずるさんと底無し密室たち』でした。次は佐藤哲也『熱帯』。

そして、楽園はあまりに永く

暇をみて他の人たちの感想を読んでおこう。この違和感はなんなんだろう。

しずるさんと底無し密室たち

読んでます。昨日は『ミステリ十二か月』、おとといは『そして、楽園はあまりに永く』読了。

災厄の一日

読了。浅井ラボの科学的剣と魔法の世界の第三弾で、短編集。ほとんどキャラ小説になっています。リナとガウリィのような掛け合い漫才は今となってはありがちなものですが、その毒の効かせ方がたまらない感じです。とくに第4話は、事件は完全におまけでしか…

塩の街

読了。こんな大災害ものの映画がありそうです。終幕あたりの展開はちょっと目に涙が……。ただ、あくまでも個人的な見解ですが、この事件の科学的仕掛けにはずいぶんと不服です。仕掛けを明かさないように書くとすると、『新郎婦の理』を参照してもらえれば、…

GooBoo本格ミステリベストセレクション 2004

今年も参加する予定ですが、「狭義の本格」の定義をもう少し書いてもらった方が参加しやすいような気がします。僕はMAQさんの議論をずっと追っかけているので理解していますが。狭義だと『■■と■■の■■■■■』は駄目かしら……。某座談会でも話したんですが、僕は…

ライトノベル☆めった切り!

読み始めました。世代の差異がちゃんと読みとれるのでとてもわかりやすい。と思うのですが、今の若人たちに冒頭のお話はついていけるのかしらと危惧しなくもない。