白黒学派

Monochrome School

2010-03-06 つるばのつぶやき

  • 12:18  おはようございます。朝いちの歯医者の治療を終えて帰宅し、一段落。日経新聞なう。
  • 12:33  東さんの東工大シンポ、バカミス・イベント、twitterイベントといろいろあるけれど、家でいろいろと作業をこなす日にするのだ。夏以降はイベントに参加できる日々の余裕を作りたいものです。
  • 12:46  ロゴ、ボトルデザインを変えたペプシネックスですが、漫画誌ジャックプロモーションがけっこう凄い。全体像が知りたいので、デザイン誌のまとめ待ち。
  • 12:51  ペプシ漫画誌ジャックプロモーションを少しまとめているサイトを発見。 リンク先以外でも触れているので興味のある方はどうぞ。 http://d.hatena.ne.jp/soorce/20100303/p1
  • 13:27  今日のバカミスアワードの入り口で青山ファーマーズマーケットをやっているはずなので、立ち寄ってくれる人が多いといいな。それぞれのイベントがコラボできればいいのに。
  • 13:27  というか、焼きサザエ食べたかった……
  • 13:30  マジレス!ブログスタッフページを見たけれど、参加者半数以上がニコ生放送者(ニコにコミュニティ運営者)なのか、な(斜め読みなので不安)。
  • 13:35  .@k_haneda レス、どうもです。うむ、もはや雑誌文化圏や普通の閲覧するネット文化圏とは違う文化が生まれつつあるんだなあと実感します。ほら、ニコ生というと出会い系みたいな揶揄ばかりだったような印象があって、ね。自分のネットリテラシーの低さを少し反省。
  • 13:51  ちなみに「王様のブランチ」で取り上げられていた「農業テーマパーク」って、ひらつか花アグリだったのかしら……日経新聞読みながらだったので、場所を確認できないまま終わってしまった。
  • 14:01  @bravery_you 母親に頼まれた地図を印刷している間に、番組が終わってしまった……orz  [in reply to bravery_you]
  • 14:05  @bravery_you そのうち公式siteで情報が出るでしょうからそれまで待ちます。たぶんひらつかだと思うし、さほど気にはしていません。ただ、情報番組としてはもにょるところがありまする。  [in reply to bravery_you]
  • 14:33  日経新聞電子版の申し込みを終えたなう。今日のミッションひとつ完了。 http://pr.nikkei.com/index.html
  • 14:52  ちなみに今日の日経で、「日経」としてつぶやきたい内容はなし。ただ横浜の嘱託殺人は世の中の難しさを感じたのでした。
  • 15:20  明日、12時半美容院を予約したなう。
  • 15:22  3月4日(木)の日経夕刊。入門講座は小池昌代の「誌の魔力」。萩原朔太郎をとっかかりにぐいぐいと引き込まれる内容。毎週木曜日ということで、忘れないようにしよう。
  • 15:29  承前。修験道の記事が面白い。語り手は田中利典。
  • 15:31  「それだ!」って外野はそれでは全然わからないww 何が「三峯徹」なんだろう…… RT @k_haneda それだ!RT @tokada: この三峯徹感……。 #cooljp
  • 15:44  六本木・ヒルズマルシェ(@hillsmarche)のチラシが、昨日の新聞に折り込まれていた。試み自体は大変応援しているのだが、このチラシ、ちょっとお洒落すぎて「野菜買いたい」と読者に思ってもらえているのか不安。今時の言い方をすれば「使ってもらえる広告」になっていない気がする。
  • 15:55  @yuischro 気分転換にもぜひ一度美容院へ!  [in reply to yuischro]
  • 16:10  昨日の朝日新聞朝刊から。後で調べる。【Link】朝日新聞「畑作物カドミウム濃度報告せず 10品目基準超 環境省http://bit.ly/djSu1X
  • 16:16  カドミウム汚染調査の記事ですが、ネットでは国際企画の安全基準を超過した作物数の表が付け加えられている他は、新聞記事と同じ内容。
  • 16:27  カドミウム問題については全然情報がないので、そもそもどのぐらいの摂取量が体によくないのかという基準を明確にして誰か記事にしてほしいなり。
  • 16:29  消費者が多様化しているから、そうした記事を書くライターはもっと多様化・多層化すべきで、その流れをうまくコントロールできれば出版業も再活性するんじゃなかろうか。
  • 16:33  ブギーさんにつっこまれたから書くけど、水乃星透子は「Zガンダム」と何か関係があるのかな、とたまに思うのであった。
  • 16:42  トステムへーベルハウス、bossのCMのクオリティの高さはいつもすごいと思うのであった。
  • 17:12  今日の朝日朝刊。ユニクロカラー30段。昨日が、メガストア渋谷道玄坂店オープンでした。
  • 17:19  .@hillsmarche 事情も知らずに偉そうなことを申し上げすみません。雨の中のイベント運営大変かと思いますが、がんばってください。
  • 17:31  EDあったんだ! RT @nashiyasan エンディングは初めて見た! 感謝。しかしもう元ネタ知らない世代も多いんだろうなあ。 RT @collin1012 農耕士コンバイン。http://bit.ly/dzbIkt
  • 17:31  あれ、なぜか見られないので、別リンクをアナウンス。 http://bit.ly/bdDusE
  • 18:40  さっき山本謙治『日本の食力』を読み終えた。いま、消費者目線を重視する世の中で、その目線を真っ向から批判するその姿勢と根拠に胸打たれたのでした。 bit.ly/9B66Yr
  • 18:44  消費文化には、作り手と買い手(消費者)以外にも、様々な役目の人間がいる。その文化を、一方的な消費者目線で調整することに無理が生じるのは、ある意味あたりまえなのだ。
  • 18:47  ただ、一般的には作り手(クリエイター)が、消費文化を牽引していたわけで、その意見が中心になるのは、当然だった。ついその昔までは。ここ十数年(もっと前から?)で、作り手と買い手の意識は恐ろしいほど離れてしまった。
  • 18:48  たとえば、ミステリでは基本的に作家がミステリという文化そのものを牽引していた。だが、最近では多ジャンルとのミクスチャーや、ミステリに縛られない作家性のほうが読者に受けがいいことがわかってきている。
  • 18:49  これは、ミステリというもので内包できていた様々な面白みを、もはやミステリという言葉では内包できなくなっている証左なのである。
  • 18:51  作品名を出すなら、西尾維新不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』はミステリにほかならないが、いわゆる普通のミステリ読者にその面白みが理解できるとは思えない。
  • 18:57  ミステリという形式を利用しながら、西尾維新が思う面白みを引き出した結果なのである。
  • 18:58  タイミング的には『難民探偵』で話した方がいい気もしてきたけれど、『不気きみ』のほうがいいたいことが山積みなので……
  • 19:05  もちろんミステリの固有性が大切なのは当たり前だけれども、その仕組みを利用した成果がわからないまま、批判するのはいただけないと思う。
  • 19:14  その一方でミステリの固有性からまったく懸け離れたものを、ミステリ的なものだとかミステリを利用したなにがしともいうつもりもない。
  • 19:20  本格ミステリは、いわば京都や茨城の伝統野菜みたいなもので、地域固有の文化に支えられた独特の味わいがあるはずなのだ。
  • 19:25  伝統野菜を生かすためには、都会に合わせた調理も必要だろうし、加工食品にすることも必要かもしれない。だが、そのうまみやにがみは簡単にそこなわれるものではないだろう。
  • 19:29  問題はそのうまみやにがみをちゃんと紹介できる言葉を作ることなのだが、これが……難しい。とくににがみが……
  • 19:38  『日本の食力』では、それを「おいしくないおいしさ」という苦しい言葉で表現している。
  • 19:53  ミステリという言葉そのものも、怪奇的なものが論理的なものへと移行することで成り立つ複合的なものだったはずだ。「怪奇的でない怪奇」であり「論理的でない論理」ということでもある。
  • 19:54  そうした矛盾した状況をつつみこむだけのちからが、ミステリにはあったはずだし、今もあると信じている。
  • 19:55  そして、それは今の日本の食文化にもいえるはずなのだ。
  • 20:05  『日本の食力』は、そうした多層化した日本の食文化の状況を農産物流通という視点から論じているのだが、流通といいながら生産という出発点から、消費現場という最終地点まで包括しているところがミソだ。
  • 20:08  ときには生産(プロダクト)視点で消費者・販売現場を批判し、時には市場(マーケット)視点で農家や農政を批判する。結果として様々な矛盾点を指摘し、新しい知見を紹介する芳醇なうまみに満ちた本なのである。
  • 20:13  と、いろいろと思うところあって書いてみたのであった。なのでそろそろ自分のやるべきことをやらないと……
  • 20:15  RT @n_kanezuka 乙一、東野、伊坂などかしら> @tsuruba: たとえば、ミステリでは基本的に作家がミステリという文化そのものを牽引していた。だが、最近では多ジャンルとのミクスチャーや、ミステリに縛られない作家性のほうが読者に受けがいいことがわかってきている。
  • 20:18  .@n_kanezuka 作家名に集約させるのはなかなか難しいですが、伊坂さんや石田さん、西尾さん、石持さんの作品で、ミステリ用語で限定しにくいものをイメージしていただければと。東野さんはキャリアが長くて、そこにいれるべきかどうかは迷います。
  • 20:22  .@noda_u 『日本の食力』では、サンマのハラワタや辛み大根、「アユのウルカ」などがあがっていました。おっしゃられる野性的な味のするトマトもその範疇かと。
  • 20:26  @tomarin 「つまらないおもしろさ」というなら、この場合、犯人当てとしては失敗していても、新しい推理の発想を盛り込んでいた作品に当てはめるべきものとして、とりあえず考えています。  [in reply to tomarin]

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