白黒学派

Monochrome School

古典と娯楽

世の中の本は、面白い本と、「読み方によっては」面白い本の二種類しかないと思います。古典が面白いかどうかは、実際はさほど問題じゃないと思います。娯楽の尺度は複数であることをまぬがれえないわけで。個人の見識から、古典定規、国内海外定規、性差定規、ジャンル定規などなど、これらの物差しを検証する必要があるでしょう。

ただ、誰かが「21世紀版この古典がすごい!」なんて作ってみるのも面白いかもしれません。「注目の若手作家」とか「私の隠し球」とか「バカ古典の世界」をどう作りあげるか、考えるだけで楽しいですわ。