白黒学派

Monochrome School

デリダの声

今日の某新聞に大澤真幸の追悼文が載っています。後半かなり一般読者には難解な内容になっているように思いますが、僕が哀悼の意を表明するのをためらってしまう理由が書かれているように感じました。

それにしても、デリダは自分の死が近いことを理解していたはずですから、死後に公表される仕掛けられた論文なんてものがないものでしょうか。いや、こう考えること自体デリダの呪縛、「他者の声」を聞いてしまっているのかもしれないなあ。